
3歳のこどもに親育てしていただいています、ハパともうします。ちなみに「ハパ」というのはハワイの言葉で「半分」という意味だそうです(о´∀`о)
今回は、澤田華さん編です!
展示スペースで拝見したときには(なにやら画面をなぞっておるぞ…!?)と気になりつつ、息子に引っ張られるようにしてその場を後にしていました。。
ですが、コンセプトを知って大納得!わかりみ!澤田華さんの大ファンになったのであります。
それでは、はりきってどうぞ!
目次
澤田華さんについて

1990年に京都府に生まれ、京都府を拠点に活動されています。
“京都精華大学にて版画を学ぶ。印刷物や画像投稿サイトの写真に小さく写り込んだ正体不明の物体を、それが何か、様々な角度から検証する過程をインスタレーションとして作品化するシリーズを展開。撮影者が意図しなかったものまで写してしまう「機械の目」としての写真の性質を突く作品で知られる。さらに画像が生まれる過程で生じたエラーに目を向けることで、我々が普段多くの情報を得ているにもかかわらず、空気のように意識することのない「写真」というメディアの存在そのものに意識を向けさせる。また、画像に何かしらの意味を読み込んでしまう我々の認識自体を、作品を通じて批判的に捉えようとする意識が垣間見える。”
https://aichitriennale.jp/artwork/A29.html
これまでの作品
《Gesture of Rally #1804》(2018)
写真に映り込んだ正体不明なものを、検証していく作品です。
#1804 は、『Mr.ビーン』で知られるイギリスのコメディアン、ローワン・アトキンソンの写真を題材にしています。
”その調査方法は、例えば美術史家がある絵画に描かれた不明瞭な対象の正体を同定するために踏むプロセスと大きく異なっているわけではない。とはいえ、ここで提示される仮説は草加せんべいやソースせんべい、餃子の皮、あるいは干し大根といった愚にもつかないものだし、根拠となる資料もWikipediaをはじめとするウェブサイトを印刷したものに過ぎない。”
https://bijutsutecho.com/magazine/review/14749
↓↓↓作品はこちらから見られます!
あいちトリエンナーレで展示中の作品
《Gesture of Rally #1805》(2018)
“正体不明のもの、すぐに判別がつかないもの、理解できないものは、人を不安にさせることがあります。しかし、それらを簡単に白黒つけたり、排除したりしたくないと語る作家は、曖昧なまま、無理に答えを出さないことにこだわります。それは、歴史に登場して以降、世界中に生み出された写真というメディアが背負ってきた責任を、あらためて明らかにする姿勢でもあります。”
トリエンナーレ公式より
“作品のタイトルは、ミケランジェロ・アントニオーニ監督の映画『欲望』から着想を得ました。”
https://global.canon/ja/newcosmos/closeup/exhibition-report-2017/hana-sawada/
現地レポ&感想
さてさて、ここからが筆者の見てきたこと、感じたことでございます!
ぜひじっくりみたい
澤田華さんの作品は、写真を見ながら検証していく”課程”が見どころです。
なのでぜひじっくり見たいですね!
私は息子の「早く次行こうよ」攻撃にあって少ししか見られませんでした(涙)
資料がたくさん
この作品スペースには、検証に使われた資料もあります。ぜひ熟読したい!
白黒つけたがる、この世の中に
人は、”何やら分らぬもの”を見つけると、答えを見つけたりますよね。白黒つけたがる。
でも、「分からないままにしておく」ことは必要だと思います。無理に白黒つけようとすると、きっと間違えるから。
分からないを分からないままにしておく姿勢、大切だと思います。
澤田華さんのファンになったです
この作品のコンセプトを知って、すごく共感したのです。
共感というか、心になんとなくあったものを、代弁してもらったような気持ちです。
このGesture of Rallyシリーズ、もっと見てみたいと思います♪
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