[レポート]あいちトリエンナーレ2019 ⑩〜アンナ・ヴィット編〜

3歳のこどもに親育てしていただいています、ハパともうします。ちなみに「ハパ」というのはハワイの言葉で「半分」という意味だそうです!

ちかごろ、津田さんがRTしてくださるおかげで読んでくださる方が増えて嬉しい!(↓↓↓RTの恩恵を受けたツイート)

絶対忙しいのにね…エゴサ能力ハンパないですよね…すごいですよね…寝てるんですかね…すごいですよね…(語彙)

それでは、はりきってどうぞ!←

アンナ・ヴィットさんについて

Anna Witt

1981年にヴァッサーブルク(ドイツ)に生まれ、ウィーン(オーストリア)を拠点に活動されています

これまでの作品

care≫(2018)

“高齢化した地域で介護する側/される側の動作が集団的なダンスになる。政治や経済の論理で成立する社会システムを可視化し、その担い手としての人体の動きを強調することで、人間の自律性とは何かを問うている。”

https://aichitriennale.jp/artist/anna-witt.html

↓↓↓作品の様子はこちらから見られます(公式)

BEAT BODY≫(年数)

3つのモニターには、ポールダンスをする女性が映し出されている。そしてスピーカーからは、その女性の鼓動の音が流れている。

↓↓↓作品の様子はこちらから見られます(公式)

あいちトリエンナーレで展示中の作品

≪60分間の笑顔≫(2014)

原題は”Sixty Minutes Smiling”

“かっちりとした服装をして、60分間同じ姿勢と笑顔を保ち続けることは大変なことです。時間が経つにつれ、彼らもじっと止まっていることが難しくなってきます。彼らは微笑み続けていますが、本当に幸せだと思いますか?彼らはどういった人たちを表しているでしょうか?心から微笑んでいるのでしょうか?それとも命じられてそうしているのでしょうか?”

https://aichitriennale.jp/artwork/A05.html

↓↓↓現地の作品の様子がYouTubeにアップされていました

あいちトリエンナーレ アンナ・ヴィット「60分間の笑顔」

現地レポ&感想

さてさて、ここからここからはハパさんの見てきたことや個人的な感想を書いていきます!

逆にらめっこ

展示スペースに入ると、他のお客様さんのクスクス、という笑い声が聞こえました

なんだろう?と作品を見ると。めっちゃ笑顔のビジネスパーソンがズラリ。

画面も大きくて、等身大な感じ。画面は右にももう一つあって、そこに映し出されているのは、そのビジネスパーソンの顔のドアップ。

心なしか、表情がひきつっている。

「なんだこの作品は!?」と思って(←下調べをしないタイプ)、説明書きを見ると、《60分間の笑顔》と書いてある。ふむ、60分…60分!?ってな感じでもう一度、作品に目をやる。うん…むり…何がむりって、そんなに長いこと、ビジスマ(ビジネススマイルの略)できないっす…皆さんの忍耐に脱帽

ほんで(←名古屋弁)60分見続けられるわけでもなく、すまん!と思いながらその場を後にしたのでした。この60分という時間設定、いい意味でアンナさんの悪意を感じる。。。

ちなみにアンナ・ヴィットさんの次は、あのウーゴ・ロンディノーネさんの作品だったわけであります。

この流れで”微笑み続けたヒジネスマン(ピエロ)が、疲れて休んでいる”みたいなストーリーを勝手につくって楽しんでおりました…

ちなみにちなみに、ウーゴ・ロンディノーネさんについてまとめた記事はこちら↓↓↓

あいちトリエンナーレのフリーパス持ちのハパです。現地に行ったレポートを書いております。今回は大人気のウーゴ・ロンディノーネ!参考になれば幸いです。。

社会に点在する、一瞬の気まずさ

はじめは「きっと長時間だから気まずく感じるんだな」と思ったのだけど…考えてみれば普段の”短時間のビジスマ”にも気まずさは感じてた気がする。その”見ないフリした一瞬の気まずさ”を引き伸ばして、まざまざと見せつけられたような気持ち。

ハパさんの自論、”レシートの攻防”

この”社会システムの中の一瞬の気まずさ”は、色んなところにある気がする。例えば、お店のレシートを渡す瞬間、とか…

レシートを渡す、渡さない、受け取る、受け取らない、受け取った直後に捨てる…一瞬のシンプルな流れに、悲喜こもごも、十人十色、様々な攻防が詰まっている。

でも誰も気にしない。その一瞬はきっと気になるんだけど、すぐ忘れちゃうくらいのもの。

それを、アンナさんの手法で引き伸ばして上映したら、ちょっとおもしろいかもな…そんな事を思ったのでした

忘れられた、気まずさ達へ

ビジネススマイル、レシートの攻防…きっと、こんな酒の肴にもならないような、犬も食わぬような、3歩歩いたら忘れちゃうような、何気ないモヤモヤってきっとたくさんあるんですよね。。そんなニッチな感覚を、アンナさんに暴かれた作品でした!

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読んでいただいてありがとうございます!明日からもしばらく「あいちトリエンナーレ2019」についてのレポートをアップしていきますので、よろしければチェックしてください。ブログアップは月〜金の朝7:00です。(土日は息子と遊びますゆえ、お休みします!)

明日は村山悟郎さん編をお届けする予定です!

あいちトリエンナーレ2019